エンディングノートとは?おすすめの内容や書き方・終活ですべきことを解説
終活に欠かせないアイテムとして注目されている「エンディングノート」。
作成を考えているけれど、どんなものか分からない、書き方が分からないという方も多いでしょう。
この記事では、エンディングノートとは何なのか、記載する内容や書き方を紹介します。
エンディングノートとは?何歳から書くものなの?
「エンディングノート」とは、自身の情報や思い出、希望などを書き留めるノートのことです。
意思を伝えられなくなったときや、人生の終末に備えて用意するもので「終活ノート」と呼ばれることもあります。
決まった形式がないほか、追記や修正に関するルールもないのが特徴。
また、ノート本体も簡単に手に入るので、気軽に取り組める終活として注目を集めています。
自分の人生を振り返ることができるのも魅力の1つ。
作成の手間は必要ですが、残りの人生を自分らしく過ごしたい、納得のいく最期を迎えたい方は、利用を検討してみてはいかがでしょうか?
何歳から書き始める?
エンディングノートに、年齢制限はありません。
何歳から書き始めるといったルールもないため、高齢に差し掛かっている方はもちろん、若い世代の方でも作成していただけます。
生きている限り、いつ何が起こるか分からないもの。
エンディングノートについて興味を持った今この瞬間をきっかけに、書き始めてみてはいかがでしょうか。
続けられるか不安な人は、誕生日や元旦といったキリの良い日に書く、追記する、などと決めるとより継続しやすくなるのでおすすめです。
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エンディングノートと遺言書の違いとは?
エンディングノート | 遺言書 | |
法的効力 | × | ○ |
書き方 | 自由 | 形式有 |
内容 | 自由 | 形式有 |
エンディングノートと遺言書の大きな違いは、法的効力と書き方、内容の3点です。
エンディングノートには、書き方や内容に関するルールが存在しないため、自由に書けます。
しかし、法的効力がないため、書いた希望を実行してもらえるかは、お願いされた人や遺族の意思次第です。
一方、遺言書には法的効力があるのに加え、書き方や内容に関する厳密なルールもあります。
そのため作成は大変ですが、書いた内容をほぼ確実に実施してもらえます。
どちらも終活の一環で作成されるものですが、法的効力やルールに大きな違いがあるため、混同しないように注意しましょう。
エンディングノートを作るメリットとは?
年齢の制限がなく、書き方や内容の自由度も高いエンディングノート。
では、このノートを作ることには、どんなメリットがあるのでしょうか?
次は、エンディングノートを作るメリットを紹介します。
家族の負担を減らせる
エンディングノートが特に活躍するのは、作成者が亡くなったときです。
ノートに必要な情報や希望を書いておけば、万が一のことが起きた際の、家族の負担を軽減できます。
エンディングノートを使って、死後の手続きに必要な情報や資産に関する情報、個人情報などを伝えれば、家族も迷うことなく葬儀の準備や手続きを進められるでしょう。
資産の把握や、財産分与がよりスムーズになるのもポイントです。
また、介護サービスや介護場所に関する希望、延命治療を望むかを書いておけば、意思疎通が難しくなったときの負担も減らせるでしょう。
いなくなった後の心配を軽減できる
いなくなった後の心配を軽減できることも、エンディングノートを作るメリットの1つです。
葬儀やお墓に関する希望やペットに関することなど、亡くなった後の意向をエンディングノートに書いておけば、多少なりとも不安を軽減させられます。
加えて、ノートの置き場所や大まかな内容を事前に伝えておけば、より安心して毎日を過ごせるでしょう。
ノートがあることで、葬儀の内容や関連する物事が故人の意思であったかどうかを、遺族や親族が判断しやすくなるのもメリットです。
残りの人生を悔いのないものにできる
エンディングノートを作成すれば、残りの人生をより悔いのないものにできます。
ノートを作成することで、やりたいことや好きなこと、経済状況などが把握しやすくなるからです。
自身の気持ちや現状をしっかりと把握できるので、今後の目標や計画も立てやすくなるでしょう。
経済の状況を知ることで、行政のサポートが必要かどうかなども客観的に判断しやすくなり、お金に関する不安を軽減できるのもポイント。
残りの人生をより充実させたい、毎日を楽しく過ごしたいなら、エンディングノートを活用してみてはいかがでしょうか。
エンディングノートを作るデメリットとは?
メリットが多いエンディングノートですが、実はデメリットもいくつかあります。
このデメリットを把握せずに作成を進めてしまうと、思わぬトラブルに発展したり、継続できなかったりする可能性もあるので、必ず把握しておくようにしましょう。
次は、エンディングノートのデメリットを解説します。
法的拘束力がない
エンディングノートのデメリットは、法的な拘束力がないことです。
従う義務や強制力がないので、家族や親族の意向、経済状況などによっては、お願いが実現しない可能性も十分にあります。
また、個人の情報や希望を自由な形式で書いたものなので、公的機関や金融機関での手続きにも使用できません。
法的な拘束力のある書類を残したい場合は、遺言書や、その他法的な効力のある書類の作成が必要です。
家族の負担になることがある
記入する内容によっては、家族の負担になることがあるのも、エンディングノートのデメリットです。
もちろん、家族のことをしっかりと考えて書けば、負担を減らせるでしょう。
しかし、実施に時間や手間がかかる希望、無理なお願いなどを書いてしまうと、家族の負担になることも。
ノートを作る際は自分のことだけを考えてしまいがちですが、誰かの負担にならないか、家族の状況を考慮することも忘れないようにしましょう。
一人で書かないといけない
エンディングノートは、基本的に一人で書くもので、いつ役立つのかもはっきりとしません。
そのため、人によっては面倒に感じてしまったり、追記作業を継続できなかったりすることもあります。
もちろん、継続できる人も大勢いますが、一人で書き進めるという孤独な作業に、モチベーションを維持させるのが難しいのはデメリットといえるでしょう。
エンディングノートはどこで買える?
多くの魅力があるエンディングノートですが、どこで買えるのかが分からない方も多いのではないでしょうか?
意識して探したことがないと、なかなか分からないものですよね。
そこで次は、エンディングノートが購入できる、入手できる場所を紹介します。
本屋
エンディングノートを実店舗で購入したい方には、本屋がおすすめです。
複数のエンディングノートを取り扱っているので、色々と比較しながら選びたい方には特に向いています。
また、手にとって内容を確認できるため、購入したものの使いにくかったというトラブルも少ないでしょう。
ノートの作り方、書き方に関する書籍が置いてあるのもポイント。
売り場に関しては「冠婚葬祭」や「相続」に関連するコーナーに置いてあることが多いようです。
文房具店
文房具店でも、エンディングノートを購入できます。
書店と比べるとやや取り扱い店舗数は少ないですが、文具系メーカーの商品が充実している傾向が強いです。
文房具メーカーに馴染みがある方は、文房具店を重点的に探してみても良いでしょう。
また、東急ハンズやロフトなど、大型文具店の文房具コーナーも似た品揃えになっているのでおすすめです。
ネット・オンライン
手軽に購入したいなら、ネット通販を利用するのがおすすめです。
ネット通販ならスマホやPCから簡単に買えるので、店舗に行く時間がない、近くにお店がない人でも気軽に利用できます。
実店舗よりも、ラインナップが豊富なことも魅力の1つです。
また、PCを使って作成したいなら、エンディングノートのテンプレートが無料でダウンロードできる、オンラインのサービスを利用するのもおすすめ。
葬儀会社や各自治体が提供しているので、サイトにアクセスすれば簡単にテンプレートをダウンロードできます。
スマホアプリ
より気軽にエンディングノートを作成したいなら、スマホアプリを利用するのはいかがでしょうか。
スマホアプリなら導入が簡単で、初期費用も抑えられるので続けられるか不安な方でも気軽に利用できます。
紙のエンディングノートより、修正や追記が簡単なのもポイントです。
料金に関しては一部機能の利用が有料のもの、内容を開示する際に料金がかかるもの、無料のものなどアプリによって異なります。
スマホにロックを掛けていると、有事の際に見てもらえない可能性があるので、パスコードなど最低限の内容は紙のメモで残しておくようにしましょう。
エンディングノートの書き方・作り方
初めてエンディングノートを書くのであれば、基本の書き方・作り方をしっかりと把握した上で取り組むのがおすすめです。
必ず書いておきたい内容やおすすめの内容を知っておけば、あまり悩まず快適に書き進められるので、挫折もしにくくなりますよ。
ここからは、エンディングノートの基本の書き方・作り方を解説します。
目的を決める
エンディングノートを書くと決めたら、まずは目的を決めましょう。
目的を決めれば、どんなノートを購入すれば良いか、何を書くべきかなどがより明確になります。
例えば、万が一に備えたいなら、葬儀やお墓に関する項目が充実したノートを選ぶ、これらの項目を重点的に書くなど。
大まかに決めておくだけで、色々な要素が明確になるのでおすすめです。
形式は決めない
形式をはっきりと決めないことも、エンディングノートの書き方のポイントです。
そもそもエンディングノートには、書き方や内容に関する制限がありません。
専用のノートを使うかどうかも個人の自由なので、形式にこだわったり難しく考えたりせず、気軽に取り組んでみることをおすすめします。
書きたい場所から書いてOK
エンディングノートは書きたい場所、書きやすい場所から書いてOKです。
もちろん、最初から順番に埋めていっても良いですが、気軽に書けるところから手をつけていったほうが挫折のリスクも抑えられます。
項目がスムーズに埋まっていけば、より達成感を味わいやすくなるでしょう。
内容は随時書き換える
エンディングノートに記載した内容は、随時書き換えるようにしましょう。
作成から月日が経つほど、経済状況や気持ちは変わってくるものです。
変更点がなければそのままでもOKですが、やはり定期的に見直し、必要に応じて追記や修正をしたほうが、ノートの有用性を高められます。
また、書き換えても良いと考えることで、より気軽な気持ちで作成に望めるのもポイントです。
エンディングノートに書くべきおすすめの内容
エンディングノートに書きたい内容
- 自分の基本情報
- 財産や資産
- 遺言書
- ペット
- デジタル情報
- 介護や医療
- 葬儀やお墓
- 年金や保険
- 連絡先リスト
- 友人や家族へのメッセージ
こちらの10項目が、エンディングノートに書いておきたい内容の代表例です。
もちろん他のことも書いてOKですが、初めて書くときはこの10項目を埋めるイメージで進めたほうが、より有用性の高いノートに仕上げられますよ。
各項目の詳細を解説するので、書く内容に迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
自分の基本情報
エンディングノートに忘れずに記載しておきたい項目が、自分自身の基本情報です。
基本情報とは、生年月日や本籍地、現住所、氏名などのこと。
これらの情報を一通り書き記しておくだけでも、万が一の事態があった際に、家族の負担を軽減できます。
また、自分史や思い出、趣味、特技など、内面の情報を残しておくのもおすすめです。
手続きには役立ちませんが、人生を振り返るきっかけになったり、遺族に自分の人生を伝える手助けになったりするでしょう。
財産や資産の有無・処理の希望
財産や資産の有無、これらの処理の希望も、エンディングノートに記載しておきたい項目の1つです。
これらをしっかりと記載しておけば、作成者が亡くなった後の手続きもスムーズに進められます。
特に預貯金に関しては、本人が亡くなった後に届け出が必要となるため、忘れずに記載しておきましょう。
ローンや借入のような負債も相続財産の対象となるため、必ず明記してください。
遺言書の有無や保管場所
エンディングノートには、遺言書の有無や保管場所も記載しておくようにしましょう。
遺言書の有無を記載しておけば、財産分与の際の家族の負担を軽減できるほか、余計な混乱を避けられます。
仮に遺言書を用意している場合は、遺族側の手間を省くためにも、保管場所とセットで記載しておきましょう。
遺言書の種類(公正証書遺言・自筆証書遺言など)が分かる場合は、そちらもあわせて書いておくと、よりスムーズに手続きを進められます。
ペットの情報および引き取り先
ペットを飼っているのであれば、ペットの情報や引取先も忘れずに記載しましょう。
エンディングノートにこれらの情報を書いておけば、飼い主が亡くなった後に起きがちなペットにまつわる揉め事も防止できます。
書くべき情報は、以下です。
- ペットの名前
- かかりつけの病院
- 健康状態
- 性別
- 性格
- 年齢
- 好きなおもちゃやフード
引き取り先に関しては、相手の名前や住所、電話番号、引き取りを了承しているかどうかなどを記載すると良いでしょう。
PC・スマホ・登録サイトのIDやパスワード
万が一の事態に備えて、
- PC
- スマホ
- 登録サイトのID
- パスワード
といったデジタル関連の情報を記載しておくことをおすすめします。
特に、サブスクリプションサービスのような月額料金が発生するサービスを利用している場合は、忘れずに記載しておきましょう。
IDやパスワードがあれば家族が解約できるため、亡くなった後に料金が発生するというトラブルも防止できます。
デジタル機器の譲渡や、データの移行といった作業がスムーズに行えるのもメリットです。
介護や医療などの希望
家族の負担を軽減するために書いておきたい項目が、介護や医療などの希望です。
突然ケガに見舞われたり、認知症になったりして、意思や希望を伝えるのが難しい状態になってしまうことがあります。
エンディングノートに介護についての希望や、延命治療を望むかどうかなどを事前に記載しておけば、家族への負担を減らせるでしょう。
かかりつけの病院とその連絡先、アレルギーの有無、常備薬、持病を記載しておくと介護や治療の際に役立つので、一緒に記載しておくことをおすすめします。
葬儀やお墓などの希望
エンディングノートにぜひ記載しておきたい項目の1つが、葬儀やお墓などの希望です。
葬儀内容や遺影写真、喪主、お墓についての希望、利用したい葬儀会社などを書いておけば、遺族も迷うことなく葬儀の準備を進められます。
デリケートな内容だからこそ、しっかりと意思表示をすることで、遺族の心理的な負担を軽減できるのもポイント。
亡くなった後のことなので少し気が引けるかもしれませんが、家族や親族のためにも記載しておきましょう。
年金や保険
亡くなった後の手続きに大いに役立つのが、年金や保険に関する情報です。
これらの情報を記載しておくだけで、手続き漏れを防ぐことにもつながるので、ぜひ書いておきましょう。
年金に関しては、年金手帳の保管場所や基礎年金番号。
保険は、会社名と連絡先、担当者、内容などを記載しておくと良いでしょう。
書類の置き場所が決まっているのであれば、そちらもあわせて記載するとより丁寧です。
もしものときに連絡してほしい人
もしものときに連絡してほしい人の名前と連絡先も、エンディングノートに書いておきたい事柄の1つです。
やはり家族であっても、交友関係や連絡先を全て把握するのは難しいもの。
何らかの対策をしていないと、いざというときに親しい友人・知人に連絡がいかないという事態になりかねません。
エンディングノートに連絡してほしい人と、その連絡先のリストを作っておけば、何かあった際にも安心です。
友人や家族へのメッセージ
友人や家族など、日頃お世話になっている人、関係が深い人に向けたメッセージを書くのもおすすめです。
エンディングノートは、基本的には自身が亡くなったあとに家族に渡ります。
加えて、自身の内面と向き合いやすい「文字・文章」を使うので、素直な気持ちをストレートに伝えられるでしょう。
より華やかにしたいなら、イラストや好きな写真を添えるのもおすすめ。
少し照れくさいかもしれませんが感謝や想いを伝えたい、後悔したくないと思うなら、気持ちを綴ってみてはいかがでしょうか。
エンディングノートを作るときの注意点
充実した終活に欠かせないアイテムでもある、エンディングノート。
多くのメリットがありますが、注意点もいくつかあります。
この注意点を意識せずに作成したり、保管したりすると、思わぬトラブルに発展する可能性があるので、ぜひ覚えておきましょう。
銀行口座などの大切な暗証番号は記載しない
エンディングノートには、銀行口座やクレジットカードなどの大切な暗証番号は記載しないしないようにしましょう。
これらを記載してしまうと、紛失したときや盗難にあったときの、不正利用のリスクが一気に高まります。
仮に不正利用の被害にあってしまうと、補償の手続きやカードの再発行などが必要になるでしょう。
気づかずに放置してしまうと、補償が受けられない場合も。
このようなトラブルにあわないためにも、重要な暗証番号は書かないことをおすすめします。
保管場所に気をつける
保管場所に気をつけることも、エンディングノートの注意点の1つです。
エンディングノートには、プライバシーに関わる基本情報や資産情報、知人・友人の個人情報などが記載されています。
第三者に知られてしまうと悪用される恐れがある情報も書かれているため、保管する場所は、人目につかない場所か、見つかりにくい場所に置くようにしましょう。
ただし、ノートは自身が亡くなった後にも使用するものなので、信用できる身近な人には保管場所を伝えておくようにしてください。
確実に守らせたいものは遺書に書く
エンディングノートはあくまで自身の希望を記載するもので、法的な効力はありません。
そのため、確実に守らせたい事柄がある場合は、遺言書(遺書)を用意する必要があります。
遺言書であれば法的な効力があるので、その内容通りに物事を進めてもらえます。
もちろん、遺族の意思によってはエンディングノートで十分な場合もありますが、確実に守らせたいものがあるなら遺書を用意しましょう。
エンディングノートの作成以外に終活ですべきこと
エンディングノートの作成以外にも、色々とやることの多い終活。
「できれば、その他のやるべきことについても知っておきたい」という方も、多いのではないでしょうか?
そこで最後に、エンディングノートの作成以外に終活ですべきことを紹介します。
遺言書の作成
エンディングノートの作成以外でやっておきたい事柄が「遺言書の作成」です。
遺言書は、遺言を遺す人の意思を記載した書類で、主に資産の相続先・相続人を指定する際に使われます。
遺言書を残しておけば、相続の際に自分の意思をより確実に反映してもらえます。
形式に関しては自分で書ける「自筆証書遺言」でも良いですが、確実性を重視したいなら法的な証明力が高い「公正証書遺言」のほうがおすすめです。
断捨離
「断捨離」も、終活の一環としてやっておきたいことの1つです。
断捨離とは、使わなくなったものを処分したり、サービスや契約を整理したりすること。
身の回りの物を減らせるので、片付けや管理の手間も大幅に軽減できます。
転倒や破損のリスク、亡き後の遺品整理の手間を減らせるのもメリット。
大変なことではありますが、トラブルを減らすためにも少しずつ取り組んでみましょう。
譲りたい物の整理
終活をするなら、譲りたい物の整理も忘れずに行いましょう。
事前に何を譲るのか、誰に譲るのかを決めておけば、万が一のことが起こった際もスムーズに譲渡を進められます。
あわせて、事前に譲渡に関する了承を得ておけば、より親切です。
また、ペットを飼っている場合はエンディングノートに情報を記載した上で、手配を進めると満足のいく結果になるでしょう。
お葬式の事前相談
葬儀を自身の希望を反映したものにしたい、葬儀に関する不安を解消したいなら「お葬式の事前相談」が大切です。
事前相談を利用すれば、お葬式の流れや費用をよりイメージしやすくなります。
また、準備に関するアドバイスももらえるので、葬儀の準備や終活もよりスムーズに進められるでしょう。
希望を事前に伝えておくことで、その希望に沿った葬儀を執り行ってもらえるのもポイント。
ほかにも多くのメリットがあるので、興味がある方はぜひ気軽に相談してみてはいかがでしょうか?
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エンディングノートは終活に欠かせないアイテム。思い思いの言葉でメッセージを
エンディングノートは、終活に欠かせない重要なアイテムです。
法的な効力はありませんが、今後の計画を立てる手助けになる、家族の負担を減らせるなど数多くのメリットがあります。
書き方や内容に制限がないため、気軽に取り組めるのも魅力の1つ。
書く順番も決まっていないので、難しく考えず、思い思いの言葉でメッセージを綴ったり、書きやすい項目から書いたりすることから始めてみましょう。
また、家族葬のゲートハウスでは葬儀の事前相談も承っています。
終活の一環として事前相談を利用したい方、葬儀について知っておきたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
監修者